オーガニックコットン”とは、何だったのか?①

※ 画像は、インターネット上にあふれる”オーガニックコットン”の意匠です。「環境に優しく自然に無害な100%の有機栽培」と書いてあります。

オーガニック(有機栽培)と聞けば、たいていの人は、無農薬、化学肥料不使用を思い浮かべると思います。

また、オーガニックコットンを使ったベビー服が、赤ちゃんと一緒に写真に写っていれば、人体に有害な物質が使っていないのだろうなと思うのは、極めて自然なことです。

でも、これは残念ながら誤解なのです。誤解というより、誤解を招くような表現をあえて販売する側が使ってきたのです。結論から言ってしまえば、”オーガニックコットン”というコンセプトは、販売促進のための道具として使われてきたと言えます。

通常のコットン(レギュラーコットン)の栽培には、数々の薬剤が使われています。遺伝子組み換え種子から始まり、殺虫剤、除草剤、化学肥料、ホルモン剤、枯れ葉剤、乾燥剤、成長抑制剤、さや開裂調整剤とさや開裂増強剤(コットンボールを同時に開くための薬剤)、植物成長調整剤など、挙げていけばキリがありません。コットンの栽培は、畑を薬漬けにしていると言ってよいと思います。

世界で使われる農薬(殺虫剤など含む)の25%から30%は、コットン栽培で使用されているという報告もあります。”オーガニックコットン”は、これらの薬剤を一切使わないという「ふれこみ」で登場しました。そのため、栽培には人手がかかるので、その分、値段の設定が高かったのです。店頭に並び始めた時の’オーガニックコットン’の値段が高額だったことを覚えている方もいると思います。

その値段ですが、最近ではずいぶんと安くなりました。なぜでしょうか?それには、いくつもの理由があります。

(続く)

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