繊維博物館の出展と出店を断念

May 26, 2019

繊維博物館を断念してプノンペンからシェムリアップに夜行バスですっ飛んできました。動画の最後に写っているのはCCCの番頭のナリさんです。5m×8mの売り場についての条件を交渉しています。

 

繊維博物館は6カ国で構成されています。合議制ですべてが決定されます。インド、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム、タイの代表が集まらなくてはならないのです。

 

インド大使館では、6カ国の大使から持ち回りで決済印をもらうことを僕から提案したのですが、最初の取り決めを変更するわけには行かず激動する政治的要因もあってほぼ不可能だという結論に至りました。前回の会議は、2015年だったそうです。あんまり強引に僕が動くと日本大使館に迷惑をかける恐れがあります。

 

そのようなわけで断念しました。残念です。

 

とにかく、CCCで製作した製品を販売してワークショップの運営費に充当しないと、早晩、CCCを閉鎖しなくてはならないので僕も必死です。

 

次の候補は、シェムリアップにあるキングスロードという商業施設です。メイドインカンボジアの製品を販売するという触れ込みです。

 

http://kingsroadangkor.com/made-cambodia-market/

 

メイドイン(made in )とは、例えばストールで言えば縫製をした国がメイドインになります。紡績、染色、織布は、中国やベトナム、インドネシアからの機械による大量生産の輸入品でもいいわけです。そんなわけで、キングスロードのストールは激安です…。貧困にあえぐ農村の女性の6次産業化を目指して原料のコットンから小規模で生産しているCCCは、価格競争では勝ち目がありません。

 

出店するには家賃が毎月400ドル必要です。僕と織姫さんの宿泊施設も必要なので頭が痛いです。とはいえCCCのネット販売は、過去2回のテレビ放送の直後だけしか売れないので、これ以上赤字経営を続けるわけには行かず、最後のチャレンジとして直営店を開くしかないなぁと思っています。

 

従業員にも環境にもほとんど負荷をかけないコットン製品を販売することによる持続可能な資本主義の模索は、プロジェクト開始から11年が過ぎても手探り状態が続いています。貧困地帯における農業の6次産業化の実践はなかなか思うようにいきません。

 

※ 動画は、シェムリアップにあるkings Road というカンボジア産製品のマーケットです。

 

 

 

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