豪雨と浸水と停電
カンボジアでも局地的気候変動を体感するようになりました。雨期の豪雨は、8月がピークで夕方だけという常識が覆っています。10月半ばの昼に強風を伴った豪雨は内陸部のバッタンバンでは異例です。屋根瓦の半分近くの重ね目がズレましてどこもかしこも雨漏りだらけです。
緩やかに流れる(はずだった)目の前のサンカー川は、政府から鉄砲水の注意喚起が出されています。上流の森林が伐採で消え去り保水力が落ちたことが一因とされています。
雨期には、水力発電のための水量はまかなえているようですが、豪雨がすさまじく電力網がどこかで遮断されたようです。伝統的な素焼きの瓦が豪雨で崩れてしまい非常用のバッテリーも浸水しました。漏電による感電の恐れがあるので全電源のブレーカーを落としました。
もう一度、ワークショップ内の水の逃げ道を再設計しなければならないですね…(^^;)。
あとは、カンボジア電力公社に依存しない電気の確保です(遠い目)。
※動画は、対応に苦慮するスタッフです。
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